内職版わらしべ長者
わらしべ長者というのは、日本の童話の1つです。 1人の貧しい男が、観音さまに祈り続けて、得られた言葉どおりに行動すると、あら、不思議。最初は、一本のわらから始まったのに、いつの間にか長者になってしまうというものです。では、はたしてこの童話はなにを意味し、果たして内職と関係するのでしょうか。
1つは、男の誠実さ、信仰のつよさを評価しているのではないでしょうか。 男は、真面目にコツコツ働いていたがずっと貧乏でした。そこで、観音さまに熱心においのりするわけです。 例え内職でも一生懸命頑張って、信仰を持ち続ければ、報われる時がくるということを伝えているのではないでしょうか。
また、男は長者になるまでの過程で様々な人物に出会い、物々交換を繰り返します。 一見ただの物々交換ですが、内職の受注や納品にも似てます。実際この話の中では、男はであった人々を助けているとも考えられます。情けは人のためならず、という言葉を具体化したようなお話ではないでしょうか。内職を通じて人のために尽くしたことは自分に必ずかえってくるという、功徳の大切さを説いているともいえます。
地味だけどコツコツ頑張る内職は労働の原点だと思います。単価が安くても真面目に頑張れば社会に認めてもらえていくという事ではないでしょうか?
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