世界の通貨とお金のはじまり
一般的に知られている形としては、中国、オセアニアなどでは貝類や石類を 使っていたのがお金の起源とされていて、日本の場合は、穀類や布などを用いたのが始まりとされています。 貨幣に使う銅が日本では潤沢ではなかったことから、安定した価格の絹がよく使われていました。 かつて商売の語源になった商という国あったのですが、海岸地域に強い勢力を持つ民族の力を借りて、貝を使った貨幣を作ったのがアジアでの起源となっているようですよ。
世界共通の通貨でも価値も単位もさまざま 最近では物を買うにも、どこへ行くにもお金が必要です。汗水を流し働き稼いだお金には特に重みを感じ、苦労の象徴なんだと実感します。普段私たちが手に取っているお金の起源はいつごろ作られたのか、 いつごろから使われていたものなかは明確ではありませんが、お金のはじまりは4500年も前に遡り、古代のメソポタミアだと言われています。 今でこそお金の価値は統一されていますが、使用するたびに、その都度金や銀の重さを天秤にかけ、その重さを価値の単位として取引が行われていました。
発見されている硬貨で最古のものは、現在のトルコ西部に位置する リディア王国と呼ばれる国のエレクトラム硬貨と呼ばれるものだとされています。世界で最初の紙幣は中国で作られたそうです。 お金のデザインは国よって大きく異なります。肖像画や動物、植物、有名な建造物が紙幣に刻まれ、その価値や単位もさまざま。世界で発行されている紙幣の7割が肖像画なのも事実です。 材質を一つにとっても大きく異なるのです。普通、紙幣と言えば紙を思い浮かべると思いますが、布やわらが使用された例もあったようです。調べれば調べるほどお金のルーツや起源を知り、ますますルーツを知りたくなりました。
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